瀬島龍三の言葉について

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瀬島龍三氏のことをあまり知らない人の為に簡単に説明すると

旧日本陸軍、大本営作戦参謀で任務に就いて終戦後シベリアに

抑留され、のちに伊藤忠に入社し企業参謀として会長までなった人です。

そう、山崎豊子の「不毛地帯」の主人公のモデルになった人、というほうが

わかりやすいかもしれませんね。

瀬島氏の印象的な言葉を引用するとこうなります。

日本は資源のない国です。食糧や工業原料、エネルギーなどほとんどが輸入に頼って いるのが我が国で、年間6億トンの資源、原料を海外からもってきている。そして効率の良い生産設備で勤勉な国民の労働力によって製品にして、これを輸出し なければならない。6億トンの資源輸入に付加価値をつけた製品、半製品にして6000万トン~7000万トンほど輸出してそれがうまく回っていくことにお いてのみ我が国は生きていけるのです

このことをふまえると、

まず第一に日本は世界各国と友好的でなければならない。

第二に日本の周辺は平和でなければならない。

第三に国民の勤労心を劣悪なものにしてはならない

というような印象的な言葉を残しています。

最近は領土問題などが原因で日本の周辺は平和でありませんね。

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